ダイビング器材の選び方
自分にぴったりのダイビング器材を選ぼう!
水中世界を快適に楽しむうえでとても大事なのがダイビング器材。
自分に合ったダイビング器材を使えば、海の世界をより安全にストレスなく楽しむことができます。
それぞれの器材の特徴や選ぶ際のポイントをしっかり押さえて、自分にぴったりの器材を見つけましょう。
このコーナーで取り上げているダイビング器材ブランド
各器材メーカーの想いやこだわりを知ろう!
ダイビング器材Q&A
海の中という特殊な環境を楽しむダイビングにおいて、器材は「自分の命を預けるもの」と考えるべき重要なもの。自分の体にぴったりとフィットし、どんな状況でも機能を適切に使うことができる器材であれば、ダイビング中のストレスは大きく軽減し、快適に楽しむことができるでしょう。マスクやスーツなど、フィット感が重視されるものからそろえるのも手です。
ダイビング器材は、ダイビングショップや器材量販店、最近ではインターネットでも購入することができます。そして「そのものを実際に身につけて、使い心地を確かめて購入する」のが理想的。器材メーカーが出展するモニター会などに参加して実際に試してみるという手もあります。また、スキルのレベルや目的によって選択肢が変わることもありますので、PADIショップのインストラクターに相談しながら選ぶのがベストです。
器材購入のタイミングは「自分が必要だと思ったとき」。最初から自分の器材を使って講習を受ければ、ストレスを軽減でき、上達が早いという点でおすすめですが、「まだダイビングを続けていけるかわからない」という時点で高額の器材を購入するのは抵抗があるという方もいらっしゃると思います。自分にとって必要性を感じたときに購入すればOKです。
水中でのトラブル(故障)を避けるためには、きちんとしたメンテナンスが必要です。ダイビング後は真水で洗い、日陰の風通しの良い場所でしっかりと乾かすのが基本。また、レギュレーターやBCD は100 ダイブに1回、もしくは1年に1回の割合(いずれか早いほう)でオーバーホールに出す必要があります。購入したダイビングショップやオーバーホールを取り扱う業者、あるいは直接メーカーに送るなどして、オーバーホールを頼むことができます。
明確な年数の定義はありませんが、適切なメンテナンスをすることで長い間使えます。しかしダイビングスキルの上達や目的の変化に応じて(あるいは体型の変化によっても)、自分に合ったダイビング器材は変わってきます。例えばフィンの場合、ビーチダイブかボートダイブか、流れのある中層を泳ぐか穏やかな場所をのんびり泳ぐか、キックに慣れていない初心者か推進力を求める上級者かなど、環境やスキルによって適したものは変わるので、それによってフィンを買い替えたり、複数のフィンを持つのがおすすめです。また、ゴムを使っている製品やスーツは、どうしても使っているうちに劣化し、保温力が落ちたり、破損しやすくなってしまいます。インストラクターと相談しながら、適したタイミングで買い替えることをおすすめします。